1日や週末のおわり。ようやく、少しだけ静かな時間。
そんなときの夜ごはんは、
できればゆっくりと、でも手軽に楽しみたい。
冷蔵庫にあまり食材がない日や、買い物に行かなかった夜でも─
たんねん.があれば、それだけで“夜の一品”になります。
香りとコク、甘みの余韻まで楽しめるたんねん.は、
ワインや日本酒にも寄り添う、“粒で楽しむ納豆”です。
ちょっとした薬味やオイルと合わせるだけで、前菜にもなる。
忙しかった日の終わりにも、がんばった週末にも、
たんねん.をひと粒。
それだけで、いつもより少しだけ、夜がやわらかくなる気がします。
朝は整える一粒。
夜は、ゆるめる一粒。
たんねん.は、そんな“夜納豆”の楽しみ方もご提案したいと思っています。
夜のたんねん.を楽しむ5スタイル
❶ そのまま“前菜”として
混ぜずに、粒だけを器に盛る。
噛んだ瞬間、甘みとコクがふわっと広がり、
食前の一品にちょうどいい。
香りが鼻に抜けていく—。
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黒胡椒と塩だけをふりかける
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オリーブオイル or ごま油 + 少しの塩
(お好みで、にんにく、わさび、柚子胡椒、黒胡椒などを)
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小鉢 or 冷菜皿に盛りつけるだけで前菜風に
❷ ワイン・日本酒とのペアリング
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黒豆納豆 × 桜海老
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桜海老は炒る。
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(味付け例1) ごま油 + 塩 (お好みで、いりごまや、おろしにんにく)
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(味付け例2) オリーブオイル + 塩 (お好みで、おろしにんにく)
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黒豆納豆 × アボガド
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(味付け例1) + 黒胡椒 + レモン汁 + おろしにんにく + 塩
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(味付け例2)ごま油 + タレ + (お好みで、のり、醤油など)
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納豆 × わさびの粕漬け
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そのまま or タレで。
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納豆 × さらしたまねぎ + パクチー
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ごま油 + タレ or ごま油 + ナンプラー + 塩。
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混ぜない粒感が、お酒の余韻を消さず、香りをつなぐ。
ゆっくり飲みたい夜におすすめです。
❸ オリーブオイル+ナッツで“洋前菜化”
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納豆 × オリーブ + パセリ (タレ or オリーブオイル + 塩 )
洋風な旨みと香りで一風変わった味。
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黒豆納豆 × ピスタチオ (オリーブオイル、黒胡椒を)
香ばしナッツに黒豆納豆。オリーブオイル・ 黒胡椒・塩で。洋酒にも合う味。
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黒豆納豆 × プチトマト + クリームチーズ (バジルソース、黒胡椒を)
粒のコクを味わうカプレーゼ。トマト、チーズ、黒豆納豆に爽やかなバジルソースを。
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黒豆納豆 × クリームチーズ (オリーブオイル、黒胡椒を)
バケットと一緒に。お好みで黒胡椒、オリーブオイル、塩で。
※バゲットに添えても相性抜群。
粒の立ち方が変わり、まるで別の食材のよう。
❹ 混ぜて香らせて“締めのひと皿”に
たれを加えて10回だけ混ぜて、温かいごはんか豆腐にのせて。
香りが立って、やさしくお腹を満たす締めになります。
また、半分ごはんを食べた後、出汁をかけて、わさびや薬味をそえてお茶漬け風としても。
さらりと夜の楽しみを締めくくります。
忙しい夜こそ、“粒でほどく”という贅沢
一日の終わり。
考えごとを切り替えるには、言葉よりも“味覚”の方が早い時があります。
たんねん.は、混ぜずに、噛む。香りが立って、粒のコクがふわっと抜ける。
それだけで、気持ちがふっと夜にほどけていく。
冷蔵庫から出して、器に盛って、ひと粒だけ噛む。
夜の贅沢は、それだけで十分かもしれません。
三代目より
納豆は、朝だけのものじゃない。僕はそう思っています。
“混ぜない一粒”は、整えるためだけじゃなく、ゆるめるための一皿にもなる。
静かに噛んで、香りが立って、コクがやさしく残る。
一日の終わりに、自分を丁寧に扱う一口。
それが、夜のたんねん.です。
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